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ハエトリグモのじゆうけんきゅう

アシダカグモが家に居ると思うと、夜に台所へいくの嫌だなぁ~と思ってしまいます。

クモについて調べていたら、もうひとつの家グモについても気になってきました。
1cmないくらいのちっこいクモ。よく居るんです。
これ、ハエトリグモというクモでした。
英語だと『ジャンピングスパイダー』かっちょいいです。
ハエトリグモは日本に100種くらいいて、家でみつけたのはアンダソンハエトリというやつです。
クモの本借りてきたんでせっかくだから調べてみようということで、さらにせっかくだから来年の自由研究テーマにできるように考えてみよっかな。
じゆうけんきゅうっぽくがんばります!

家にいるちいさいクモのけんきゅう

家の中に小さなクモがいました。お母さんがお父さんにころしてといいました。
でもお父さんは「えきちゅう」だからころさなくていいといって、なにもしてくれませんでした。お母さんがかわいそうだと思いました。
だからインターネットと図書館で本をかりて調べてみました。

みため

足もいれて1㎝くらいの大きさです。だからこわくなくてけっこうかわいいです。
インターネットでハエトリグモをけんさくして、うちにいるのと同じしゃしんをみつけました。
アンダソンハエトリグモという名まえのクモでした。
ちなみにうちにいるアシダカグモは10センチくらいあるのでとてもこわいです。
アシダカさんが出てきたらお父さんをよんでください。

はいかいせい

歩きまわりながらエサをさがすクモ(徘徊性”はいかいせい”といいます)で糸でくもの巣をつくりません。おっかけるとぴょんッととんでにげます。
糸はだしているんだけど、いきなり風がふいておっこちないように命つなとして使っています。

エサ

小さなハエや蚊、子どものゴキブリを食べます。
夏になるとお母さんが

コバエってどこからくんのかな!無からうまれんのかッ!うちがきたねーか!

といつもおこっていませんか。

うちはいっぱいコバエが出ます。ハエトリグモさんにもっときてもらえたらコバエはいなくなるかもしれません。
ゴキブリのこどもを食べてくれれば、ゴキブリホイホイやさっちゅうざいはお金がかかるので、お母さんはハッピーになると思います。
ハエトリグモのように人間のためになる昆虫やクモのことを「益虫(えきちゅう)」といいます。

どく

クモは毒をもっているとおもいませんか?ぼくは思っていました。
さされると死ぬとおもっていました
でも毒をもっていますが、それは小さな虫を食べるためで人間にはききません。むだなんです。むだむだ。
キバで虫をかみ、毒をいれます。虫のからだの中はどろどろのカレーみたいになります。
それをキバですって食べます。

目が8こ

前に4つの目 後ろに4つの目があるそうです。うごきが早いのでぼくはまだ8個かぞえられていません。
こんどかぞえようとおもいます。

じゅみょう

ハエトリグモのじゅみょうは1年くらいです。ながくても3年くらいです。

バトル

ハエトリグモの仲間にネコハエトリグモがいます。
かながわ県では「ホンチ」ちば県では「フンチ」というそうです。
50年くらい前のこどもは、ポケモンではなくてネコハエトリグモでバトルをしていたそうです。

ネコハエトリグモを探して自分のペットにして、箱にいれて育てます。
エサはハエをつかまえてあげます。だっぴして大きくなったら、友達のネコハエトリグモとバトルをします。
クモがつよければ小1でも小6に勝てます。

ユーチューブでバトルを見ました。すもうみたいで、おもしろかったです。にげてしまったら負けです。
まけたら食べられてしまうと思っていたので、食べられなくてよかったです。
バトル中の決めポーズがかっちょいいと思いました。

わかったこと

家にいたアンダソンハエトリグモはえき虫で、家の中のがい虫をたべてくれます。
くもの巣もはらないし小さくてかわいい。
クモがきらいな人は、くもの巣にひっかかることがイヤなんじゃないかなとおもいます。

かんそう

ぼくもポケモンをそだてて、ともだちとバトルをしています。
クモだとお母さんがいやがるから、ポケモンでよかったと思います。
でも本物のクモでバトルしてみたいです。でもエサのハエをとれるかふあんです。
ぼくは調べてみて、小さなハエトリグモが好きになりました。
まだつかまえられていないので、つかまえて目が8こあるか、かぞえたいとおもいました。

よんだ本とホームページ

「クモのひみつ」 栗林慧
「ものと人間の文化史107 くも」斎藤慎一郎 
ハエトリひろば
横浜ホンチ保存会ブログ

こんな感じで自由自由研究になるよね?

さあ!精神年齢が低めなワタクシなのでとても書きやすかったです!
こんぐらいやればせんせーも認めてくれるよねきっと。

  • 動機
  • 研究の方法
  • 研究の過程と結果
  • 結論(分かったこと・考えたこと・反省点)
  • 参考文献

がきちんとしているとしっかりした自由研究になるとのことなんだけど、ダイジョブでしょ。

低学年

家にでるクモの研究ということで、小学校1〜2年くらいなら名前と絵と益虫の説明くらいで花マルをあげたいッ!
できれば捕まえて実際にエサを食べさせてみるまでやれるとかなりいい体験になると思います。
バトルまでできれば相当楽しいはず。
それと何かしらべるときは最低でも2冊、図書館で本を借りるといいのではないかな。ほんの1ページしかお目当てのクモがのっていなくても2冊の本で補完できることがあります。絵本みたいなのでも良いと思います。

高学年

高学年になれば、アシダカで紹介した、朝のクモは殺すな夜グモは殺せの迷信を大人たちにインタビューしまくってみたり(地域によって吉凶が逆転することがあります)、妖怪土蜘蛛の本やら世界の毒蜘蛛なんかも紹介するのもいいんではないでしょうか。

おとうさんへ

さいきん、おとうさんがクモのしゃしんをみながら絵をかいているので、お母さんがクモにかみつかれるゆめをみてしまってこまっているそうです。だからクモのしゃしんをみるのはやめてください。