「おれの教室におにいちゃんの消しゴムあったよ!」
兄(小6)の失われた消しゴムが、時を経て弟(小2)の教室から発見されるという事実…。
兄が低学年の頃、消しゴムがガンガンなくなる。
ほぼ毎日なくなる。やさしく言ってみたり、もう次なくしたら自分のお年玉から買うかんなッ!とか言ってみたりしてたけどなくなる。男ってそんなもんなのかなと思っていた。でもさすがにやべーなと。
そこで父と母は考えました。
100均に走り、くるくるの伸びるやつ。鍵とかに付けるくるくるのびにょーンと伸びるやつ、を買ってきて筆箱にくくりつけます。そんで消しゴムにピンバイスっていう手動でグリグリ穴を開ける道具で穴をあけ、筆箱と消しゴムのゴムゴムの絆をつくったのです!
これで完璧っしょ!と送り出した翌日。。
せんせいからの恐怖のれんらくちょうに恐ろしい一文がッ!
兄ボーイ君とってもうれしそうに、筆箱をびよ〜んびよ〜んって振り回してました(にこり)
せんせいのれんらくちょうから引用
まじかよ。。
………。
「もうあれだね無くなって困るっていう体験をしないと」
「確かにそうなんだけど消しゴムないとただでさえちゃんと聞いてない授業さらにきかなくなる恐れが」
「…」
「…」
いつしか消しゴム問題は我が家ではスルーされるようになり、兄ボーイの筆箱には友達からもらったきれいな消しゴムがあったり、消せないおもちゃ消しゴムが入っていたり、たまに父が新しいのあげたり、白黒つけないように過ごして行くこととなったのである。
そして4年の時が経ち、
「おにいちゃんの消しゴムあったよ」
である。
それにしても4年前の忘れ物が今頃でてくるとは驚きなのである。
さらに後日、
おにいちゃんの下敷きあったよ!
そしてついに、
おにいちゃんのタオルでてきた!おおそうじしたんだッ!
・・・え?
おかしくね?タオルって結構体積的に存在感あるわけだし4年間も行方をくらましていたのが今になって現れるなんて!その間、教室は使われてなかったの?
奥様が言う事にゃ少なくともランチマットがあと2枚!行方不明なのでまだどこかで発掘される時を待っているのかも知れない。
そして弟は1年間消しゴムを失くさないで使っている。人それぞれですな。