クロームブックを子どもたち(中1と小3)のためと思って買ったはいいけど、案の定Youtubeしかみない…。
しかも10時までの決まりすら守らない…。マジむかつく…。
もっとさあ!スクラッチ(子ども用のプログラミング)とかさあ!絵を描くとかさあ!なんかできないもんかね!
まあ…仕方ないか…こうなることは想定内だったし…。
プログラミング教室でも行ってなくちゃスクラッチやれっつってできっこないもんね。
そんな中、ミニゲーム機になったり温度計になったり歩数計になったりするプログラミングおもちゃがあるという!しかも2020年11月に新型のV2(version2.0)が発売してるという!
マイクロビット micro:bit
プログラミングをして、それが実世界で「動く」のだ!
これはすっごい楽しそうだぞ!
どんなことができるのかというと…
マイクロビットにワニクリップで配線してスピーカーから音楽をながしたり、マイクロビットを傾けて音量を調節したり、
お母さんが勝手に引き出しをあけたらブザーが鳴るようにしたり、腕にくっつけて方位磁石や温度計や歩数計にしたり、小さい持ち運びゲームにしたり、ラジコンキットでマイクロビットをコントローラーにしたり、モーターを動かしたりとアイデア次第でまさになんでも作れる!
自由研究、自由工作にもぴったり!
マイクロビットとは。
【ミニコンピューターボード】
イギリスの放送局BBCが子どもたちのために作ったミニミニコンピューターボード。
Wiiリモコンみたいに傾けたり、ふりふりを感知するセンサー、温度計、コンパス、明るさなんかがわかるセンサーがついてる!
そしてプログラミングをすれば楽器や時計やゲームやコントローラーやらにできる!
【パソコンがあればお手軽に遊べる!】
パソコンからブラウザで制御できる!
ウインドウズはもちろん、クロームブックでも、うちの古いMac(OS10.9)でもできちゃった!
めんどくさいアカウント作成とかもなし!
【お手頃な価格】
しかも安い!2200円(税込)ッ!!
マジかッ!!!
【公式サイト】
↓公式サイト。日本語対応してますが、ところどころ英語だったりします。
micro:bit v2
2020年11月にバージョンアップしたマイクロビットv2.0が発売されました!
うちで買ったのはこのv2.0です!
- スピーカーとマイクがつきました!(前のタイプはスピーカーをワニクリップでつないで電気をながして音を鳴らす。)
- メモリ:16KB RAM→128 KB RAM
- CPU(プロセッサー):ARM Cortex-M0(16MHz)→32 bit ARM Cortex M4ベース Nordic nRF52833(64 MHz)
MCU:32 bit ARM Cortex M4ベース Nordic nRF52833
動作周波数:64 MHz
RAM:128 KB
BLE(Bluetooth Low Energy )搭載
LED × 25個(明るさセンサーとしても使える)
ボタンスイッチ × 2個
タッチセンサー × 1個(ロゴマーク)
スピーカー × 1個 V2から搭載!
マイク × 1個 V2から搭載!
加速度センサー × 1個
磁力センサー × 1個
バッテリーコネクタ × 1個(JST製PHコネクタ2ピン)
サイズ:43 × 52 × 11 mm(コネクタ部含む)
重さ:9 g
パソコンはブラウザで
パソコンで下記のサイトへ行けばすぐにプログラミングがはじめられます。めんどくさいアカウント設定などもないので簡単ッ!
Windows
Windows 7 以降
ウェブブラウザ:Microsoft Edge、Google Chromeなど
Mac OS
OS X 10.9 Mavericks 以降
ウェブブラウザ:Safari、Microsoft Edgeなど
Chrome OS
OSのバージョン:70以降
ウェブブラウザ:Google Chrome
スマホはアプリで
タブレット/スマートフォン
タブレット・スマホの場合は公式の無料アプリで。
Android OS:4.4以上
iOS:9.0以上
マイクロビットで何ができるか
ミニゲーム機!テルミン、バナナ楽器、相性診断、イライラ棒ゲーム、シューティングゲーム、もぐら叩き、宝探し、冷蔵庫アラーム!!防犯ブザー!ラジコン!ロボットアーム!などなどなどなど!
そうです。アイデアとプログラミングがあればなんだって作れちゃうのです!
ただし、マイクロビット本体だけ渡されてもどうしていいかわかりません。ネットでも多くの作例を探せますが、一冊本を持っていたほうが「こんなことできる!」「これが作れる!」と理解しやすいと思います。
まずは本を一冊買おう!
うちで買ったのは
「micro:bitであそぼう! たのしい電子工作&プログラミング」という本。
工作関連の作例(イライラ棒やもぐら叩きなど)でもなるべく100円ショップで揃えられるものを選んでくれています。
【micro:bitであそぼう! たのしい電子工作&プログラミング 32の作例】
1サイコロにする。 | 17イライラゲーム(針金の棒に当たったらブー!) |
2暗くなると光るおばけ作り | 18バランスボード |
3温度をはかって顔マークを表示 | 19もぐら叩き |
4相性診断 | 20防犯装置 |
5素振りカウンター | 21モールス通信機 |
6運動カウンター | 22早押しクイズボタン |
7テルミン | 23宝探し |
8コンパス | 24的に当たったら通知装置 |
9オルゴール | 25雨が降ったら教えてくれる装置 |
10冷蔵庫アラーム | 26自転車スピードメーター |
11フルーツ楽器 | 27マイクロビット2つでシューティングゲーム |
12公園一周の距離を計算 | 28通過タイムを測ろう |
13公園一周の時間を計測 | 29温度変化などのセンサーデータを記録 |
14暗くなると光るサインボード | 30スマホ連動ポストセンサー |
15ミニ四駆の一周をはかる | 31モーター制御 |
16当たり付き貯金箱 | 32スクラッチ+マイクロビット |
実に32のサンプル!これだけのことができる!作れる!わけです!
宝探し(マイクロビットを隠してもう一台で探す)やりたい!
本屋で立ち読みした感じでは他の本もいろいろな作例がのっていていくつか迷いました。
中身をみて自分が(できればお子様が)やりたい!と思える作例があるものを選びましょう。
なんとなく慣れたらネットから
このサイトは凄いです!ゲームのサンプルもいっぱい!電子工作の作例もいっぱい!ここをみれば何でもできちゃう気がする!
必要なものを準備
マイクロビット本体だけではどうしていいかわかりません。パソコンの他に必要なものは…
- マイクロビット
- usbケーブル
- 電池ボックス
- ワニクリップ
- スピーカー(V2なら内蔵してるからいらないです)
マイクロビット
マイクロビットv2ならスイッチサイエンスで買える!
Amazonでも売ってる!
ただしまだ古いタイプです。そのうちV2も売り出すと思います(2020/12/19)
usbケーブル
パソコン側「USB TypeA(ふつうのUSBのこと)」とマイクロビット側の「Micro USB TypeB」(小さいUSB。デジカメとパソコンをつなぐのによく使われてるから家にあるかも)
電池ボックス
パソコンとつなげればマイクロビットは動くけど、やっぱり持ち運んで遊べば楽しさ倍増ッ!
モジュールキットならちょっとお値段が高いけどリストバンドみたいにかっちょ良く電池がつけられる!
ワニクリップ
マイクロビットとモーターをつないだり、スピーカーをつないだり、電気を流すために必要!
クリップで接続して、なんかかっこいいよね!
スピーカー
マイクロビットV2は裏に小さなスピーカーがついているのですが、旧バージョンだと必要です。
100円ショップとかで買ってイヤホンジャック部分にワニクリップで接続すればOK。
ぜんぶいり
旧バージョンですがお金に余裕があるご家庭は全部入り(マイクロビット、USBケーブル、電池ボックス、ワニクリップ、マイクロビットケース、スピーカー、本)セットも!
とりあえず準備編はここまで
まだまだワタクシも買ったばかりなもので、マイクロビットの準備編はこんな感じです。
子ども達が楽しく遊べてなんとな〜くプログラミングにも興味を持ってもらえたらいいなと思ってます。
おしつけないように…できるかな…。
次回はPCと接続して、さっそくちょっとだけプログラミング(できるかな…)してみようと思います!
あそんでみた編
ここで紹介した「micro:bitであそぼう! たのしい電子工作&プログラミング」から「宝探し」を作って遊んでみた様子を書きましたので、ご興味あればお読みください!